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AT小型二輪免許取得への道

13.卒業検定

いよいよ教習の最後、いわゆる「卒検」まで来た。これに合格すれば、卒業証明書をもらえ、運転免許試験場に持っていくだけで免許証が手に入る。

卒業検定前夜

卒検が明日と決まってからは、もう頭の中が卒検の事でいっぱいになった。合格したら125ccスクーター乗れる!という喜びよりも、落ちたらどうしようという不安が上回る。考えた所でどうしようもないので、リラックスしてたっぷり寝て万全の状態で試験に挑んだ方が良い、というのは分かるんだが、それは油断にならないか?という思いもよぎり、試験までは全力を尽くそうと思った。

まずはコースだ。A・Bどちらになるかは当日まで分からないが、前半部分は同じ。後半1箇所違うだけなのでこれは問題なさそう。コース間違いは減点対象にならないそうだが、実際に間違ったら動揺して他の箇所に影響が出るはずだ。最低限コースは完璧に覚えておきたい。

教習所に貼り出されていたコース図をスマホで写真に撮ってそれを見て覚えているが、実車で走った感じどうも分かりづらかった印象がある。曲がる場所が一致しないというか。何かもっと分かりやすいものがないか情報をネットで探す。動画などないかYoutubeを見たが流石になかった。写真なども全体を写したものはなし。

あ、Googleのストリートビューはあるかしら?と思って見たけど、さすがに教習所前の多摩堤通りまでしかない。しかし、Googleマップには教習所のコースが表示されている。もしやと思い、地図を航空写真モードにすると、実際のコースを上空から見た写真になった。こっちの方が図面より何倍も分かりやすい。◯丁目の立札は見えないが、車線や交差点、踏切などがバッチリ写っている。

この航空写真で見たコースに沿って、スタート地点でバイクに乗る所から走行、下車までを何度もイメージトレーニングした。これによってコースを覚えるという問題はクリアされた。

卒検当日の流れ

卒検当日。今日だけは遅れるわけにはいかないので余裕を持って教習所へ。45分も早く到着。時間まで2Fのカフェの様な場所で最後のイメージトレーニング。集合時間の20分前に指定された教室へ向かう。

教室に入ると既に2名受験者が。私の後に1人来て、今日の卒検を受けるのは4人らしい。時間になると本日の卒検を担当する教官が入ってきて、まずは今日の日程と時間を説明。説明〜準備〜検定〜合否発表〜手続きという流れで、全て終わるのは15時くらいになるとのこと。

説明の時間では、検定のコースでの要所をひとつひとつ説明してくれた。採点の基準なども話してくれて、どう走れば良いか非常にためになった。一発試験ではこうはいかないだろうから、やはり教習所に来て良かったと思った。検定を受ける順番とコースが発表され、私は3番目でAコースを走るとこの時に分かった。3番目というのは他の人の走りを多少見れるのでいい順番だ。コースはもう完全に頭に入っているのでABどちらでも問題なし。

説明の時間が終わり、プロテクターなどの準備時間に移る。準備ができたらコースの入口へ行きそこで待機。他の受験者と少し会話をした。私の前に受ける2人は大型二輪らしい。

卒検開始!

まずは1人目が試験官に呼ばれてスタート地点へ。コースの一部だけ走ってる所が見える。順調に走り終わった様だ。2人目も同様。そしていよいよ私の番に。

試験用の125ccスクーターがスタート地点に用意されたが、それを見て少し不安が。1度だけ一本橋を落下した号車だった。乗り味が他のと若干違うタイプだ。まあそんなに違う訳でもないので問題ない、そう自分に思い聞かせスタート地点へ歩いていく。

教官に挨拶して検定開始。イメージトレーニングでやった通りに安全確認に気をつけバイクの運転を開始。前の2人が思っていたよりゆっくり走っていたのを見て、私もいつもよりゆっくり目に走る。そのためか、左右確認、ウインカーを出すタイミング、寄せるタイミングなどが完璧にこなせていく。

クランク、一時停止、S字カーブ、40km走行、踏切と問題なく進み、急制動も完璧に。前日の教習で練習した通りにできた。コースを1周していよいよラストの一本橋へ。

ここまでほぼノーミスで来たので、一本橋は落下さえしなければ5秒以内で通過しても大丈夫だろうと少し余裕もあった。最初の段差に乗ってバランスを崩していなければ行けるはず。開始線に真っ直ぐに停車して、ひとつ深呼吸。ここさえクリアすれば…ゆっくりいつも通りスタート。

まさかの一本橋で落下!?

後輪まで平均台に乗って真っ直ぐ安定した所で「行ける!」と安心してしまった。そのまま早めに走り抜ければいいのに、残りはかなりゆっくり目に走っていたと思う。変に姿勢を意識して、遠くを見ようとしてたらなぜか急にバランスを崩した。

「まずい!このままでは落ちる!!」

頭の中でそう思うと、残り数メートルをアクセル全開で斜めになりながら何とか走り切った。後輪が平均台から降りるのは感じ取れたが、もしかしたら落下したのではないか?という不安がよぎった。

その後下車まで終え、検定終了。少しトボトボ歩いて待機場所に戻る。他の受験者は「大丈夫でしたよ」と言ってくれたが、合格の確信は持てなかった。

合格発表

全員の検定を終え、プロテクターを外して卒検合格発表の部屋?で待機する。この日の受験者は少なかったらしく早めに検定が終わったので、発表の時間まで結構待たされた。

時間になり教官が来て、検定を受けた順番に個別のブースに呼ばれていく。私の前に受けた2人は合格だったらしい。そしていよいよ私の名前が呼ばれた。教官の向かいに座る。

「合格です。」

合格した…嬉しい。大きな喜びというよりは、ホッとした感情の方が大きかった。その後減点ポイントを説明してもらったが、少しうわの空だった。

卒業手続

合格した人は別の教室に移って、卒業の手続きを行った。手続きといっても、この後運転免許試験場に提出する書類の記載内容確認と、簡単なアンケートのみ。事務担当の方から卒業証明書を受け取り、これで卒業検定、というか教習所での全日程が終了した。最後は割とあっさり。

さあ、後はこの書類を鮫洲の運転免許試験場に持っていけば、待望の小型二輪AT限定免許が手に入る!


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